福島被災地研修会
|イベント情報・活動報告
3月10日(木)、東京都中央卸売市場主催の被災地研修会に東京南部生協からは15名が参加いたしました。 いわき市地方卸売場小名浜魚市場に訪問し、東日本大震災から今日までの現況を報告していただきました。
当日はテレビの取材も入り、南部生協の組合員さんもインタビューを受けました。
いわき市漁協検査室にて放射線のスクリーニング検査の様子を見学しました。
福島で漁獲される魚は4年前に比べ、放射線の影響はほとんど出てこなくなってきましたが、まだ、魚種により基準値を上回ることがあります。
試験操業で漁獲された魚介類は出荷時に魚種ごとに放射線検査を行い、安全性を確認してから出荷しています。
漁港の周りは津波の被害により、いまだに広大な敷地が広がっています。
まだまだ、福島の漁業は復興には程遠い感じを受けましたが、少しずつ着実に前進はしています。
厳しい現実を肌で感じることができた研修会でした。